【要約・書評】限りある時間の使い方|オリバー・バークマン

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ダーランド

こんにちは。ダーランド
(@darando85)です。

「限りある時間の使い方」という本を紹介します。

時間が足りない。

時間について学びたい。

そのような方におすすめしたいのが、「限りある時間の使い方」。

本書を読めば、時間についての知識が身につき時間に対しての考え方・捉え方が変わるでしょう。

では早速紹介していきます。ぜひ最後まで読んで下さい。

作品情報

  • 著者:オリバー・バークマン
  • 出版社:かんき出版
  • 発行年月日:2022/6/22
  • ページ数:304ページ(単行本)
本記事の内容
  • 「限りある時間の使い方」のあらすじ
  • 「限りある時間の使い方」の要約・書評

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目次

本書のあらすじ

人生は短いです。

80歳まで生きるとしてたったの約4000週間です。

日々の生活が忙しくて「時間が足りない」と思っている人は少なくないはずです。

年々経済は発展していき、日々の生活も豊かになっている一方でやることも増えていき、いつも時間に追われている状態になっています。

  • 時間術
  • 時短家電

最近では上記のような生産を上げる考え方やモノを多く存在しています。

しかし、重要なのは限られた4000週間という人生で何をするのか?ではなく、どのように過ごすか?です。

本書を読むことで時間に対する見方や捉え方が変わり、生き方が変わります。

なぜ、いつも時間に追われるのか?

時間はもともと、生活が繰り広げられる舞台であり、生活そのものでした。

ところが現在では使うことができる「モノ」になってしまっています。

時計がなかった時代では、日が昇れば起きて、日が沈めば眠る。1日の長さは季節によって変わる。

ダーランド

ワークライフバランスなどと考える必要もありませんでした。

産業革命後、工場で労働で1時間でいくらという時給性が導入されました。

働かないやつは時間という資源を盗んでいると言われ、時間はどんどん生活から切り離されていきました。

そして「時間を有効に使わなければ」というプレッシャーにさらされるようになり、時間の有効活用のことばかり考え、時間に追われる現代になっていきました。

激しい競争社会を生き抜くには、一刻も無駄にできない。

このようにいつも生産性や効率にことばかり考えてしまい心が休まることがなくなってしまっています。

  • 時間は限られている
  • 全てこなすことは不可能
  • 生産性を上げればやることが増える

まずは上記の事実を受け入れることで、世の中の期待に振り回されず、今できる最善の生き方にしていけるはずです。

可能性が狭い方が自由になれる

様々な選択肢の中から1つ選んだとしても、「もっといい選択肢があったにではないか」と思ってしまう経験をしている人は少なくないと思います。

必ずしも選択肢が多ければいいというわけではありません。

例えば

レストランへ行った際に、メニューが3種類20種類では3種類の方が幸福度は高いです。
「もっと美味しいメニューがあったのではないか」と他の選択肢を惜しむことありません。

上記のようのに選択肢は少ないほうが時間やエネルギーを使うこともなく、幸福度は高いです。

ビジネスでも複数仕事を同時にこなすマルチタスクという言葉が流行ってきています。

複数の仕事を同時に進行できますが、やることや考えることの選択肢が多く1つ1つの完成度を低くなってしまいがちです。

ダーランド

全て完璧にこなすのは一部の天才だけです。

本書ではタスクを上手に減らす方法を3つ紹介しています。

①まず自分の取り分をとっておく

給料が入ったら使ってしまう前に数万円を貯金しておく。この考え方と同じです。

あとで時間が足りなってしまないよう先にやりたいことを優先して行動しましょう。

  • 朝の30分読書をする
  • 仕事の前に1日の予定を確認する

このように事前に重要なことを先取りしておくことで余計なタスクが入り込むのを防ぐことができます。

②「進行中」の仕事を制限する

3つの仕事をこなすことができる場合は2つまでしておく。

常に余裕を持ち、制限をすることでやることの質を上げることができます。

複数の仕事を抱えてしまうと表面上はうまくコントロールして仕事をしているという気分になれます。

しかしエネルギーが分散し、どの仕事も中途半端にななってしまい、時間もかかってしまいます。

全てを同時にこなすことは不可能です。

「できるかも」ではなく「確実にできる」という場合以外はやらないなど自分なりの「制限」を設けることでタスクを減らすことができます。

③優先度「中」を捨てる

有名な投資家ウォーレン・バフェット氏は以下のように言っていたそうです。

人生でやりたいことのトップ25をリストアップし、それを最も重要なものから重要でないものへと順番に並べてみなさい。そのうち上位の5つに時間を使うといい。残りの20項目は、捨てなさい。

限りある時間の使い方

優先度が「中」くらいのタスクは切り捨てたほうがいいという考えです。

「いつかやろう」と思わずに切り捨てた方が上位5項目から目をそらすことがないため魅力的ということです。

ダーランド

タスクを減らす究極の方法ですね。

やりたくないことに「ノー」ということは簡単ですが、自分がやりたいことに「ノー」というのは難しいです。

しかし、人生は短く1度しかないので最もやりたいことに時間を使うようにするという考え方はタスクを減らす上で重要になってきます。

時間は共有することで豊かになれる

時間はないよりは、あったほうがいい。それはそうかもしれない。でも時間がいくらあったところで、ひとりぼっちではあまり意味がない。

限りある時間の使い方

例えばSNSや電話は自分1人がだけでは意味はありません。

他人と繋がったときに初めて価値が生まれます。

時間があまっていても共に過ごす人がいなければ意味がなく、むしろ苦痛とすら感じてしまうでしょう。

  • 友達や家族と遊ぶ
  • 子育てをする
  • 仕事をする

上記のように時間を意味のあることで使うためには他人と協力することが不可欠であるということを忘れてはいけません。

最後に

「限りある時間の使い方」の紹介でした。

本書は短時間で効率よく物事を進めるためではなく、「時間」そのものについて考えさせてくれる書籍です。

時間が足りないと思った場合は時間術ではなく、「時間」とはそもそも何か?どうゆうものか?そこから考えなおしてみることで気持ちが楽になるかと思います。

時間術を学ぶ前に「時間」について学ぶべきことが詰まっている。そんな書籍でした。

気になった方はぜひ本書を読んでみて下さい。

本書を読んだ方はこちらの書籍もおすすめ。

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ダーランド

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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