
こんにちは。ダーランド
(@darando85)です。
グレッグ・マキューンさん著書「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の簡単要約&書評をします。
本記事の内容
- 「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の簡単要約・書評
- こんな人におすすめ
前著は40万部ロングセラーの『エッセンシャル思考 最小の時間成果を最大にする』です。



その第2弾です。
前著で紹介されていたエッセンシャル思考とは本質を見極める思考法です。
エッセンシャルとは「本質の」「本質的な」と意味です。
つまりはやるべきこと・やらなくていいことをしっかり区別してやるべきことにエネルギーを集中させていくという技術です。
対して今回紹介するエフォートレス思考とは努力をせずに気楽にやって成果を出すにはどうすればいいか?を導きだす思考法です
エフォートレスとは「努力を要しない」「気楽な」という意味です。
エッセンシャル思考は、「何をやるか」やるか教えてくれた。
エフォートレス思考は、「どのように」やるかを極める技術だ。
引用:エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
エフォートレス思考を身につけることができればストレスが減り、物事を効率良く進めることができます。
では早速紹介していきます。ぜひ最後まで読んで下さい。


- 名前:ダーランド
- 職業:会社員
- 読書量:月3〜5冊
- 趣味:筋トレ×投資
- Twitterやっています。
作品情報


早く到着するにはゆっくり進もう


最初から大きな目標に向かって全力疾走をすることはリスクが大きいです。
すぐに疲れる。疲れて休む。遅れを取り戻そうと焦ってさらに疲れる。どんどん疲弊していくだけです。焦ればミスにもつながります。



トータルで見ると全力疾走は効率が悪いです。
無理なく継続するにはやることの上限を決めてやり過ぎず、やらな過ぎずを実践していくことが大きな目標・計画への近道です。
ゆっくりはスムーズで、スムーズは速い
引用:エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
脳のメモリを無駄遣いするな


人は脳のメモリにはと限界があります。
たくさんのことを1度にこなすことはできません。
こなせてもかなり質が悪く、しなくてもいいミスを引き起こしまう確率がグッと上がります。
重要なことは自動化・簡略化し、決断する回数をを減らすように心がけましょう。
- 家事をする際は食洗機・自動掃除機を使う
- 資料やメールは定型文を使う
このように自動化・簡略化することで決断回数やミスを減らし生産性を上げることができます。
信頼はチームのエンジンオイル


本書では、信頼を車のエンジンオイルに例えて紹介しています。
車のエンジンは様々な部品が違いに擦れあって摩擦が生じています。
エンジンオイルがなければ摩耗してエンジンの故障の原因になります。
これを信頼のないチームで起こることに似ていると紹介しています。
エンジンオイルが不足すると、エンジンの調子が悪くなり、まったく動かなくなることもある。
信頼のないチームで起こることにそっくりだ。
引用:エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
チームでは色々が人と人が様々な役割を持って行動します。
信頼関係がなければ互いにぶつかり合い、消耗してしまいチームとしてうまく機能しなくなってしまいます。



まさに信頼は人間関係の潤滑油ですね。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏はビジネスパートナー選びの際、信頼を測る3つの基準を用いているそうです。
- 誠実さ(Integrity)
- 知性(Intelligence)
- 自発性(Initiative)
いくらデジタル化が進んでも人間関係がなくなることはありません。
スムーズに成果を出すためには信頼し合えるチームを作ることが大切になります。
最後に
「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の紹介でした。
- 効率良く成果を上げたい
- 「我慢」を「楽しい」に変えたい
- 「エッセンシャル思考」の次のステップに進みたい
40万部ロングセラーの第2弾らしい書籍だったという印象です。
- 著者の実体験
- 偉人達の過去の事例
これらの具体的な例を用いながらの説明がありとても理解しやすいです。
本書で紹介されているエフォートレス思考は、前書「エッセンシャル思考 最小の時間成果を最大にする」で紹介されているエッセンシャル思考と組み合わせると相乗効果でかなり生産性が上がります。
エッセンシャル思考で無駄なことを削ぎ落とす。
エフォートレス思考で効率良く成果を上げる。
読むとかなりモチベーションの上がる書籍でした。
生産性を上げたいと思っている方はぜひ手に取って読んでみることをおすすめします。
以上になります。
読書は最高の自己投資です。
読書を継続し自分という資産を成長させていきましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。